「神様のやり方」

 10月9日の礼拝説教は、グレース保育園の運動会が雨天で順延されたときのために廣安先生はフリーにしておくということで、他の先生にお願いしました。(金曜日には予定通り運動会は開かれ、廣安先生も一緒に礼拝を守れました。)
 

 来てくださったのは、奥園淳牧師。現在、九州キリスト教会館で働かれています。うちの教会員さんの甥御さんでもあり、中津教会のキャンプでも先生が大学生のころご一緒したことがあったので、お会いできるのが楽しみでした。
 2016年には、中津教会の平和コンサートのメインゲストとしておいで下さり、御夫婦でピアノとウッドベースを弾きながらゴスペルを披露してくださっています。浴衣姿のお二人の演奏、とても素敵だったんですよ!

 と、ちょっと話が逸れましたね。
残念ながら、今回は歌はなしです。
 でもストレートに心に響いてくる説教でした。2000年前に生き、イエス様を神と信じたパウロの言葉、そして神様のやり方が、奥園牧師を通して今を生きている私たちに目の前の課題として届けられました。

「そこで神は、宣教という愚かな手段によって信じる者を救おうと、お考えになったのです。」
( コリントの信徒への手紙Ⅰ1章21節 )


「奇跡」ではなく、「宣教という愚かな手段」を取った神様。悩みの中にいた求道中の友人は「神様の愛、隣人愛…。広い心で歩き始められそう。」と純粋に喜んでいました。ですが私は、神様に重荷を背負ってもらうばかりだったと恥ずかしくなり、教会を建て替えたのも何のためだったのかと、はっとさせられました。効率重視、経済優先、自分中心……そんな人間のやり方ではなく、神様の愚直なまでの愛に応えられる者になりたいものです。

 礼拝堂では、一緒に来られた先生のお子さんのかわいい声が時おり聞こえ、うきうきした空気が漂いました。普段はあまり使われることのない畳スペースが活用され、これまたうれしい光景です。6年前小さかったお嬢さんも大きく成長し、もう跳び箱も3段といわず高く跳べることでしょう。(説教を聞いた人しかわからない話です。すみません。)一家して盛り上げてくれた奥園ファミリーに神様の祝福を!
 ありがとうございました。