燭火礼拝 12/24

新会堂でのキャンドルライドサービス。夜の礼拝堂は正面の十字架が光り、より闇が深く感じられます。でも、そこにはろうそくの光もともされ、隙間風も入らないので温かみが感じられます。ろうそくが消えると悪いので空調は弱、実際は少し寒かったです(笑)

イエス様の光に照らされると、自分の中にあるよいものを見つけられるというメッセージを廣安牧師を通して頂きました。クリスマスシーズンに、相手の喜ぶことを考えたりプレゼントを選んだりしていると、いつもの自分ファーストが少し人に優しくなれているのに気づかされたりもしますものね。ろうそくのように、なかなか自分の身を削ってとはなりませんが…。

この夜は、日ごろお仕事の関係で礼拝になかなか出られない方もお顔を見ることができてうれしかったです。差し入れのチョコケーキも皆さんで分け合っていただきました。とてもおいしかったです。ありがとうございます。世界中の人がうれしい、楽しいクリスマスを迎えられますように…。

アドベント

 11月27日からアドベントに入りました。教会ではクリスマスの飾り付けをして、イエス様のお誕生を祝う準備を始めています。新しくなった礼拝堂で初めて迎えるクリスマス。今年はうれしいことに洗礼者も与えられる予定です。

 第3アドベントには、新たな奏楽者が与えられました。いつもヒムプレイヤー(自動演奏機)の操作奉仕をしてくださっていましたが、独学でキーボードを練習し、この日奏楽デビュー。本当に感謝です。(まだまだ奏楽者募集してます)

オルガンの素敵な音色とあたたかい賛美の声が響いた礼拝堂   クランツは教会員の手作りです

ロシアによるウクライナ侵攻などをはじめとして暗くつらいニュースも多いこの1年でしたが、近づくクリスマスを思うと希望が湧いてきます。グレース保育園のクリスマス会は無事終了。24日19時からキャンドルライトサービス(燭火礼拝)、25日10時20分からクリスマス礼拝(併せて洗礼式、聖餐式)が行われます。クリスマスを教会でお祝いしてみませんか。お待ちしています。

収穫感謝礼拝

収穫感謝の捧げ物

アメリカでは11月の第四木曜日が感謝祭で、日本の教会もこの季節に収穫感謝礼拝を行っています。この季節に勤労への感謝も覚えられますが、あらためてすべてのものに感謝して豊かな収穫の恵みを受けます。
お庭の畑からの収穫等を持ち寄って、礼拝を行いました。
今住む地域の豊かさを深く感じ、感謝の気持ちを神様に捧げました。

永眠者記念礼拝 11月6日

 毎年この日はご遺族の方が遠方からも駆けつけてくださり、多くの方と礼拝を守ってきました。今回、外出ままならないコロナ禍で新しい会堂に初めていらっしゃる方もいて、これまでにない賑やかな会話と再会を喜び合う声が飛び交っていた気がします。
 「以前の面影がない。」とちょっと寂しい思いもあったかもしれませんが、皆さん暖かみのある雰囲気や建築の工夫を褒めてくださったようです。
 なんと言っても納骨堂がきちんと完備されたことが一番の目玉でしょう。今までは先に天に召された方の写真を礼拝堂の正面に並べて、私たちと向かい合う形で礼拝を守っていましたが、今年からは私たちの後方からいつも見守ってくれるかのように、そして一緒に礼拝を守っていくかのようにお骨や写真が並べられています。

中津教会125年の歴史、これら信仰の先輩方の歩みの延長線上に今の自分たちがあります。生前のお姿を懐かしく思い出しながら、神様の息の長いご計画に感謝の一日となりました。

「神様のやり方」

 10月9日の礼拝説教は、グレース保育園の運動会が雨天で順延されたときのために廣安先生はフリーにしておくということで、他の先生にお願いしました。(金曜日には予定通り運動会は開かれ、廣安先生も一緒に礼拝を守れました。)
 

 来てくださったのは、奥園淳牧師。現在、九州キリスト教会館で働かれています。うちの教会員さんの甥御さんでもあり、中津教会のキャンプでも先生が大学生のころご一緒したことがあったので、お会いできるのが楽しみでした。
 2016年には、中津教会の平和コンサートのメインゲストとしておいで下さり、御夫婦でピアノとウッドベースを弾きながらゴスペルを披露してくださっています。浴衣姿のお二人の演奏、とても素敵だったんですよ!

 と、ちょっと話が逸れましたね。
残念ながら、今回は歌はなしです。
 でもストレートに心に響いてくる説教でした。2000年前に生き、イエス様を神と信じたパウロの言葉、そして神様のやり方が、奥園牧師を通して今を生きている私たちに目の前の課題として届けられました。

「そこで神は、宣教という愚かな手段によって信じる者を救おうと、お考えになったのです。」
( コリントの信徒への手紙Ⅰ1章21節 )


「奇跡」ではなく、「宣教という愚かな手段」を取った神様。悩みの中にいた求道中の友人は「神様の愛、隣人愛…。広い心で歩き始められそう。」と純粋に喜んでいました。ですが私は、神様に重荷を背負ってもらうばかりだったと恥ずかしくなり、教会を建て替えたのも何のためだったのかと、はっとさせられました。効率重視、経済優先、自分中心……そんな人間のやり方ではなく、神様の愚直なまでの愛に応えられる者になりたいものです。

 礼拝堂では、一緒に来られた先生のお子さんのかわいい声が時おり聞こえ、うきうきした空気が漂いました。普段はあまり使われることのない畳スペースが活用され、これまたうれしい光景です。6年前小さかったお嬢さんも大きく成長し、もう跳び箱も3段といわず高く跳べることでしょう。(説教を聞いた人しかわからない話です。すみません。)一家して盛り上げてくれた奥園ファミリーに神様の祝福を!
 ありがとうございました。

ハアベの墓碑の文字

 日曜日。主日礼拝が終わって教会を出る際に、廣安先生から「墓碑が少しだけ綺麗になりましたよ」と言われ見直してみると、会堂を建て直す前の墓碑の状態から、随分と彫られている文字が見やすくなっています。廣安先生が墓碑を磨いて下さいました。

ハアべの墓碑

 英語と漢文の混合みたいになっているので、ひと目で読むことを諦めてしまいがちデスネ。

 さて、以前先生から伺ったことのある、聖書の聖句はどこにあるのでしょうか。探してみました。

 一番下にありました! 薄いので、私は今日初めて気が付きました。

聖書箇所部分

 左の方に十八章十節と見えるので、聖書箇所だなと当たりをつけます。その上の3文字は?

 マタイによる福音書は、マタイ伝とも称されて、漢字では馬太伝と表記されたものもあるようです。ここでは、伝が、傳と掘られています。

一番左に、 馬太傳 十八章十節 でしょうか。

 漢字で4文字が、4列並んでいます。漢字を紐解くと聖書が浮き上がってきます。正直いくつか漢字があやふやで、違うかもしれません。しかも横書きで恐縮ですが、


我語爾彼
之使在天
常覿我天
父之面也

 新共同訳では、この節は、
「これらの小さな者を一人でも軽んじないように気をつけなさい。言っておくが、彼らの天使たちは天でいつもわたしの天の父の御顔を仰いでいるのである。†」 

この、後段部分の「言っておくが」以下を漢字表記したものでしょう。

墓碑に、多くの情報が刻みつけられていて、当時のキャラハン先生は漢訳から日本語訳したものも使っていたのかなと想いを馳せます。
 どんなに小さく儚い者であろうと天国で神様と顔をあわせて出会う。という聖書が彫られているのですね。ここにあるのは墓碑のみでお墓ではなく、記念碑として保存しています。

 墓碑の足元には教会の信徒や子どもたちで今回の献堂を記念してストーンアートを手作りしたものが埋め込まれています。

 今回も筆者の付け焼き刃。中途半端ですみません。 ご興味おありの方、どうぞ見に来られてください。教会が閉まっていても見られます。

講壇新しくなりました 8/7

注文をしていた講壇が完成し、平和聖日の今週からお目見えしました。礼拝堂の色調ともマッチしていい感じです。
1年間代役を務めていた式台も、司会用のものとして使い続けます。

オルガンも新しいものが設置されましたが、今まで使っていたリードオルガンも調律補修し、コンサートができるくらいにグレードアップしました。

信仰の先輩方が使ってきた古きよきものを、これからも大切に守っていきたいと思います。

献堂式 2022年7月17日

連日中津市でも100人を超えるコロナ感染者が出る中、午後3時から献堂式が行われました。第一部は聖霊降臨節第7主日礼拝を兼ねた献堂式礼拝。「主の宮」と題した説教の中で廣安牧師は、この会堂が人がやりたいことをやっていく建物ではなく、神の働かれる場所となるようにと語られました。

教会員は「感謝と喜びをもって神の前に
おささげします」と献堂の辞を述べました。

二部では建築経過報告の後、感謝状が4名と2社に渡されました。神様が必要とするものを備えてくださり、そして多くの方のご尽力とご厚意で借入金なしで教会は完成しました。本当に感謝です。オルガン購入のための献金もなされ、新しいアーレンオルガンの響きを安田哲也さんのすばらしい演奏で皆様と共に味わうこともできました。

九州教区議長の日下部遣志牧師は遠く鹿児島の地から駆けつけてくださいました。でも、茶話会もできませんでした。来たくても来られない方、自粛される方など、本来ならもっと多くの方とこの喜びを共有できたのにと、少し残念に思う部分もありました。早くこの状況が収まり、この会堂で多くの方と主にある交わりを喜び合える日が来るのを祈りつつ待ちたいと思います。

献堂式準備大詰め

10日の聖霊降臨節第6主日の礼拝後、キャラハンビーンズたちで礼拝堂のお掃除を行い、次週の献堂式の準備をしました。会堂は、ちょっと手直しが必要だったり、注文している講壇や冷蔵庫などまだ届いていないものがあったりしますが、法的な手続きはすべて終わりました。皆様にお披露目できる日を無事迎えられそうで、本当に感謝です。

次週の礼拝は、その献堂式に合わせて15時から行います。1時間半くらいの予定です。駐車場ですが、教会前で記念写真を撮りたいので(雨が降らないことを願います)教会前は避けてください。南整形外科と若草保育園の駐車場をお借りしています。そちらをご利用ください。中津城公園の手前の方はフリーに利用できると思います。(下記のマップ参照)

遠方からご参加くださる方は特にお気をつけていらしてください。教会員一同皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

     南整形外科の駐車場は道路を挟んで若草こども園の裏手になります。

交換講壇

聖霊降臨節第4主日は、大分地区の交換講壇でした。今年は中津教会の廣安牧師は宇佐教会へ。中津教会には、宇佐教会の竹井充香子牧師をお迎えしました。竹井先生は、自分は罪深い、闇の中を生きていると思っている人も、イエス様が清めて光の中を歩ませてくださっているのだということを、わかりやすく解き明かしてくださいました。その力強いメッセージに、自分の罪を直視すること、そして神様にゆだねて生きることの大切さを改めて感じました。この春に東京から赴任して来られたばかりの先生ですが、宇佐はお隣でもあり、身近に感じます。今度牧師館を建築予定だそうです。宇佐の地で、新たな住まいで、落ち着いて伝道を行える日が一日も早く来るようお祈りしています。